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うちの娘は戦士である。
何故なら、いつも何かと戦っているからだ。
それが決して終わりのない戦いだとしても
娘は戦い続ける事だろう。


朝8時。娘はまだ起きない
愛くるしい寝顔の戦士は、昨夜の戦いで疲れ切った体を癒す為、充分な休養を取る。よって仕事に行くパパを見送ることはない。


朝10時。そろそろ娘が起き出す
ドスの効いた低い声で「うぐぅ~ むぐぅ~」伸びをしながら体を捩り倒し、オナラをする。マシンガンのような連射を放つ時もあれば、大砲を彷彿とさせる一発も持ち合わせている。無論、娘のそれはとてつもなく臭い。それを合図とばかりに娘の戦いは開始される。がしかし、その時既に娘は勝利を収めている。言うまでもなく武器を用いた娘に、寝起きなど取るに足りない相手である。


昼12時。娘は空腹と戦っている
泣き叫ぶ事で自らの口にオッパイを誘導する作戦を実行に移す。この戦いは家事で忙しいママとの戦いでもある。如何に自分のお腹が空いているかのアピールが勝利の決め手となり、絶妙な泣き具合とタイミングの見極めが必要とされる。この日も娘の圧勝となった。日頃からママの性格と行動を把握、分析している娘にとっては造作もない話。


昼3時。ママとの直接対決に挑む
先程の勝利で気を良くした娘は、今度はママに構って貰いたい御様子。その為の手段として、眉間にシワを寄せママを睨む事から始める。心配になったママが顔を覗き込んだ刹那、笑顔にチェンジ。見事にママは撃沈する。もうあなたなしでは生きられない状態となり、思わずダッコしてしまう。これこそ娘の最大の武器「スマイル」だ。それに応用編の「ギャップ」まで使われては、流石のママも分が悪い。


夜7時。パパの帰宅
笑顔で迎える娘はこの時既に臨戦体制にあり、密かに目の奥をキラリと光らせる。それをいなすかのように、パパは娘を風呂へと誘う。いよいよ決戦の火蓋が切って落とされた訳だが、パパによる奇襲に合ってしまう。不意に頭を洗われた事により戦意を消失、優しく抱かれながら風呂に浸かる娘に成す術はなし。少し手足をバタつかせ抵抗してみるものの、その気持ち良さたるや格別。見るからに気持ち良過ぎの放心状態に陥り、犬が腹を見せるかの如き従順さすら垣間見せる。
ママのハートさえ射抜いた百戦錬磨のパパに敵う筈もなし。


夜11時。一日の内で最も過酷な戦いが幕を開ける
挑む相手の名は睡魔。決して敵わぬ相手だとしても、娘は戦う事をやめはしない。持てる限りの武器を繰り出し対抗する。マシンガン、大砲、スマイル。効かない! ここでギャップを使ってみる。空回り! パパもママもこの時ばかりは見守る以外に術はない。負けると分かっている戦いに、勇んで立ち向かう娘を、止める事など出来る筈もなし。
ここで始めて指を咥え、チューチューしてみせる娘。マラソンで言う所の給水に当たる作業で、自らを落ち着かせ、反撃のチャンスを伺う。次の瞬間、娘が繰り出したのはマサカの涙。それは本能の成せる業なのか、はたまた鍛錬の賜物なのか。何れにしろ我が娘、卑怯なり。
だが女に産まれし者なら、一度は武器として使用する事が義務付けられている涙。それを敢えてここで使うとは我が娘、恐るべし。


ここでようやくママが動く。意識の遠のく娘を抱きかかえ、適度に揺らしてやる。ボクシングで言う所のタオル、正しくT・K・Oだ。見事な戦いを終え、ママの腕の中から布団へと身を委ねた娘は、安らかな寝息を漏らす。
時折「んぎゃっ」「んにゃーっ」などと奇声を発する娘は、おそらく夢の中で、既に何者かとの戦っているのだろう。


きょうもよくがんばりました
これからも1日1日頑張っていこうね
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2007-01-15 (Mon) 作文 |

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