むかーし昔から、外国の人から見た日本人というのは、はっきりNOと言えない人種だと言われてきた。
そう、断わる事が非常に不得意な種族。では違う言葉ならどうだろう。そんな疑問を感じた私はある言葉で試してみることにした。その一部始終をここに書き記すことにする
。
アヘアへと言ってみる。
42年間勤め上げ、無事に定年を迎えた笹原さんの送別会で、最後の挨拶にアヘアへと言ってみる。
部長に呼び出され「今度の人事で、君を課長に推薦しておいたから。頑張ってくれたまえ」と言われた時、謙虚な姿勢でアヘアへと返事してみる。
サルティンバンコを見に行って、スタンディングオベーションする時に、涙ながらにアヘアへと言ってみる。
創立20周年記念式典で、社長賞を授与される時、緊張で声を裏返しながらアヘアへと言ってみる。
野良猫にエサを与えようと、コンビニに菓子パンを買いに行ったものの、戻ってきたら居なくなってた時、その場にたたずみアヘアへと呟いてみる。
部下が遅刻してきても皆の前では怒らずに、あとで会議室に呼び出し、耳元で囁くようにアヘアへと叱ってみる。
公衆便所でウンコして、紙が無いことに気付いた時、断末魔の叫びさながらにアヘアへと言ってみる。
正月に親戚一同が集まるめでたい席で、ハニカミながら数の子に向かってアヘアへと言ってみる。
満員電車で痴漢された時、我慢に我慢を重ねた後で、吐息まじりに(声を上ずらせながら)アヘアへと言ってみる。
うん。NOとは言えなくとも、これなら言えそうな気がする。なんだか勇気が沸いてきた。みんなも返答に困った時や、思っていることを上手く言葉に出来ない時には、アヘアへと言ってみればいい。アヘアへが恥ずかしいなら、チョメチョメでもいいのではないだろうか。
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